〜海野厚作品集〜 メグッポイドが歌います       楽器音のみはこちらへ      海野厚作品集

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 mp3&詞  ひなまつり(雛祭り)


  ※「ひなまつり」「雛祭り」の詩には三宅延齢(のぶとし)と中山晋平が曲をつけています。
    こちらは中山晋平の曲です。


 「 雛祭り 」  詞 海野厚  曲 中山晋平


  ひももの花に お白酒

    あられ 草餅 緋毛氈
(ひもうせん)

      おひなさまの お祭りに

        皆様おまねき いたしましょう


  五人囃子
(ばやし)の おはやしに

    官女の舞の 美くしさ

      前ぢゃ みんなで 賑
(にぎ)やかに

        お琴をひいたり 歌ったり


  遊んで やがて 日が暮れりゃ

    お内裏
(だいり)様も おさみしい

      早く おあかり 点
(とも)しましょう

        おぼろおぼろの 雛段
(ひなだん)


  楽しいたのしい 夜が更
(ふ)けて

    外はほんのり お月さま

      薄桃色の ぼんぼりに

        ねむりゃ きれいな 夢ばかり

                   
緋毛氈・・・緋色(赤色)の毛織物
                   ※旧漢字、旧仮名づかいを、新漢字、新仮名づかいに替えています。
                           「背くらべ 海野厚詩文集」(静岡市教育委員会)より
    

(注)この歌は音域が非常に広く、手元の譜面によると、ハ長調で、下は1オクターブ下の「ミ」の音から、上は1オクターブ上の「ド」の音までの、10音(全音10個分)分もあります。個人差はありますが、通常はこれで歌うのはなかなか難しいのではないかと思われます。そこで、実際の音は2.5音(半音5個分)上げて、ハ長調でいうと、1オクターブ下の「ラ」から1オクターブ上の「ファ」までにしてあります。これでもなかなか大変かもしれませんね。なお、1オクターブの音域は全音6個分になります。  2011/12/11


  
〜流れる曲は「ひなまつり」です〜


  海野厚CD  海野家の人々                  「メロディと詞の個展」   「算数の歌」   創作賛美歌

(ページ制作 板倉直寿)   作成日 06/09/03  更新日 2015/4/15